最近とある授業でずっとリアクション・ペーパーを書いてもらっています。100字以上という制限つきで学生の皆さんには少し負担をかけてしまっているかもしれませんが、いただいているこちらとしては勉強になることばかりで、大変感謝しています。
色々な立場、職場で教壇に立って、10年を超えました。一通りの指導の勉強や経験はしてきたつもりですが、学生全員と私が100%満足できた授業というのは1回もないような気がします。正直、授業時間になったら教室へ行き、一通り授業をこなし、終わったら職員室や研究室に戻るという過程だけをただ繰り返すだけならば、授業について悩むことなんて一切ないでしょう(そんな先生いないと思いますが)。一応「外国語教育教員/研究者」としてご飯を食べている以上、自分がよい授業ができなければ話にならないというのは常日頃思っていまして、それが今の実践研究への興味・関心につながったのかもしれません。