Takuro について

福井高専一般科目教室准教授

実践研究コミュニティのページが開設されました

以下の科研のプロジェクトの一環として、実践研究に関する情報を広く発信するウェブサイトを立ち上げました。

ウェブサイトは科研メンバーで運営をしております。これから定期的に更新し、実践研究について一緒に考える仲間が増えていけばと思っています。

研究課題:英語教師の成長を促す実践共有コミュニティ構築プロセスの解明
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-20K02833/
研究課題/領域番号:20K02833
研究種目:基盤研究(C)
研究代表者:髙木亜希子(青山学院大)
研究分担者:酒井英樹(信州大),滝沢雄一(金沢大),田中武夫(山梨大),永倉由里(常葉大),藤田卓郎(福井高専),南 侑樹(神戸高専)

論文が出ました

論文がいくつか無事出版されましたのでお知らせします。

(1)山本長紀・南侑樹・藤田卓郎・谷野圭亮 (2021).「COCET研究論集第17号から第38号のシステマティックレビュー–研究テーマ・研究分野・研究方法の動向–」『全国高等専門学校英語教育学会研究論集』40, 147-156.

若手・中堅の高専教員が集まり、COCET研究論集の研究テーマ・研究分野・研究方法についてレビューした論文です。4人で研究方法について話し合う時間が大変勉強になりました。

全国高等専門学校英語教育学会HPはこちら

(2)藤田卓郎 (2021).「工業高等専門学校における理工英語を対象としたブレンディッド・ラーニングの探求的実践」『JACET関西支部紀要』20, 47-66.

高専3年生(実施当時)を対象にウェブ・ベースの学習と対面授業を組み合わせて行われた理工英語の授業について学習者の認識を探究した実践研究です。探求的実践 (exploratory practice, EP)、理工英語、ブレンディッド・ラーニングと初めて尽くしな研究ではありましたが、実践の途中あれこれ試行錯誤しながら授業に取り組めたため、充実した時間を過ごせました。率直な意見をくれた学生の皆さん、そして、本論文を書くきっかけをいただいた事務局の皆様に深く感謝します。

JACET関西支部のHPはこちら

(3)藤田卓郎 (2021).「高専の理工英語授業におけるブレンディッド・ラーニングについての学習者の認識」Annual Review of English Language Education, 32,177-192.

(2) で行われた実践研究を踏まえ、高専1年生を対象にブレンディッド・ラーニングを取り入れた理工英語授業を行った探求的実践です。上の研究と異なる点として、入学直後の1年生を対象としたこと、量的・質的両方のアプローチで実践を探究したこと、1年間継続して実践を行ったことがあります。こちらも実践の途中あれこれ試行錯誤しながら授業に取り組み、充実した時間を過ごすことができました。

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