現在3種類の学校等を掛け持ちさせていただいています。その中の1つの学校では(almost) all Englishで授業を進めています。学生さんも大分慣れて来たようで、僕に対して英語で質問したり、英語で話そうとしてくれる人が何人か出てきました。非常に喜ばしいことです。
高校の新学習指導要領にも明示されていましたが、原則英語を用いて授業をすることは個人的に非常に大事なことのように思います。英語で授業をすると、初期の段階では教師側、生徒側もある程度苦しむ時期があると思いますが、こちら側が生徒に言うことを厳選すること、わかりやすい英語を使うこと、そして、教師が英語を使って授業をすることを楽しむことで、教師の思いは生徒に伝わるものであるように思います。
昨日の授業ではいわゆる「アクティブリスニング」をしました。これは例えば、
A : Where part of Japan do you most want to go?
B: I want to go to Osaka
という会話の後に
A: Oh, you want to go to Osaka
と、相手の言うことを繰り返し、その後に相手にコメントや質問を投げかける、というもの。生徒は楽しみながらペアワークをしてくれていたように思います。このような会話の指導を通して、少しでも英語を使うことが楽しいと感じ、自ら進んでコミュニケーションをしていこうという気持ちを持った生徒を育てていきたいものです。