百聞は一見にしかず

またまたしばらく更新が滞っていました。色々と書きたいことはあるのだけれども、いざ書くとなるとなかなか手が動かないなんてことはしょっちゅうあります。

さて、最近とあるお仕事(?)で他の先生方の授業のビデオを見る機会が多々あります。色々な本を読んで、自分の授業を良くしようと努力している方はたくさんいらっしゃると思いますが、授業見学をたくさんされている先生方はそういないはずです。しかしながら、百聞は一見にしかず、とはよく言ったもので、一つの授業を見るだけで非常にたくさんのことを学ぶことができます。発問の種類、間の取り方、生徒の答えへの反応の仕方、板書、挙げたらきりがないですが、一つ一つが「こうすればいいのか」という、いわゆる真の理解の連続です。

似たような取り組みとして、学校によっては、定期的に、教員同士の授業研究会として代表一人が他の教員の前で授業を行い、その授業を他の教員が評価したりアドバイスしたりすることがあります。非常にありがたい取り組みですね。授業は数をこなすことも上達のコツかもしれませんが、それ以上に日々様々なことを試し、何がうまくいき、何がうまくいかないのか、そして、なぜうまくいったのか、いかなかったのか、他によい手法はないのか、を日々研究していくことで上達するものであると思います。そういう意味では、他の先生の授業を見ることは、自分の授業の反省とともに新しい情報を得るために非常に効果的なツールと言えますね。

高い教材を買う必要はないです。同僚でも先輩でもいいので一時間分の授業を録画させてもらい、ゆっくり見て研究することをおすすめします。

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