Rによるピアソンの積率相関係数の検定のためのプログラムです。実際にはcor.test(g1,g2)という関数(g1にはグループ1の得点を、g2にはグループ2の得点をあらかじめ格納しておく必要があります)でできますが、練習用の備忘録として記述します。なお、プログラムは山田他(2008)を参照しました。
correlationtest<-function(g1,g2){
r<-cor(g1, g2) # 相関係数rの計算
n<-length(g1) # サンプルサイズの計算
t.nu<-r*sqrt(n-2) # t統計量の分子の計算
t.de<-sqrt(1-r^2) # t統計量の分母の計算
t<-t.nu/t.de # t統計量の算出
df<-n-2 # n-2の自由度の算出
p<-2*pt(t,df,lower.tail=FALSE) # p値の算出
DF<-data.frame(r,t,p) # 結果のデータフレーム化
DF # 結果の出力
}使用法
1)Rに上記の関数を貼付ける2)g1にグループ1の得点を格納
3) g2にグループ2の得点を格納
4) correlationtest(g1,g2)をRに入力
上にも書きましたが、g1にはグループ1の得点を、g2にはグループ2の得点をあらかじめ格納しておく必要があります。
例)
g1<-c(1,2,3,4,5) # c( )の中に実際の得点を記述
g2<-c(6,7,8,9,10)
参考文献
山田剛史・杉澤武俊・村井潤一郎(2008).『Rによるやさしい統計学』東京:オーム社