研究業績

著書

浦野 研・亘理 陽一・田中 武夫・藤田 卓郎・髙木 亜希子・酒井 英樹 (2016).『はじめての英語教育研究: 押さえておきたいコツとポイント』研究社.【Amazon.jp】【研究社

中部地区英語教育学会課題別研究プロジェクト「英語教育研究法の過去・現在・未来」を経て作成された、英語教育の入門書です。第4章と第6章を担当しました。この本についてはブログも書きました


藤田卓郎 (2014).「意見・考えを問う活動を中心にした授業実践ーアクション・リサーチから見た学習者と教師の変化ー」大下邦幸(監修)『意見・考え重視の視点からの英語授業改革』東京:東京書籍【Amazon.jp】【東京書籍


藤田卓郎・河合創 (2009).「意見・考えを求める授業の特徴ーインタラクションの分析からー」大下邦幸(編著)『意見・考え重視の英語授業ーコミュニケーション能力育成へのアプローチー』(pp.106-119) 東京:高陵社 [Amazon.jp]

本稿では、意見・考えのやりとりを中心としたインタラクションと、事実情報のやりとりを中心としたインタラクションを量的側面、質的側面から比較分析しました。データは中学校の英語の授業を記録したビデオ6本を利用しました。


論 文

相場大佑・山田哲也・藤田卓郎・宮本友紀・内藤岳史 (2017).「高専の数学教育におけるSTACKの活用の可能性」『福井工業高等専門学校研究紀要』,第51号, 15-22

数学のオンラインシステムであるSTACKを高専で活用する方法について、実際にMoodle上で動作させながら考えた論文です。英語教育と直接は関係ないかもしれませんが、高専におけるブレンディッド・ラーニングを考える上でとても参考になりました。


宮本友紀・藤田卓郎 (2017).「多言語環境で働く技術者の英語力に関するニーズ分析」『福井工業高等専門学校研究紀要』,第51号, 55-64

平成28年度福井県内大学等連携研究推進事業の一環として、ベトナムに授業を展開する福井県内の企業を対象に、英語使用に関するニーズ分析を行った論文です。高専生が将来直面するであろう英語使用場面の中でも、特に海外出向に焦点を当てて研究を行いました。


藤田卓郎 (2017).「工業高等専門学校におけるタスクを基にしたシラバスの構築を目指したニーズ分析」JABAET Journal,21, 5-33

学生、専門科目教員、技術者の方を対象に半構造化面接を行い、高専生が学校生活および高専を卒業した後に技術者として直面する英語使用場面についてニーズ分析を行いました。今回の研究では非常に沢山の英語使用場面が抽出され、自身のシラバス作成や指導に積極的に取り入れようと思いました。


藤田卓郎 (2017).「英語が苦手な学習者のコミュニケーションを図ろうとする意思と英語運用能力の育成」Annual Review of English Language Education in Japan,28,335-348.

約1年間悩みながら行ったアクション・リサーチの報告です。英語運用能力を高めつつ、学習者の英語を使おうとする態度を育成するにはどうすればよいか、という問題について、考えながら試行錯誤した実践です。実践の過程でも論文執筆の過程でも非常にたくさんのことを考えさせられました。


髙木亜希子・酒井英樹・永倉由里・田中武夫・河合創・清水公男・滝沢雄一・藤田卓郎・宮崎直哉・山岸律子・吉田悠一(2017)「英語教育における実践研究に関する意識調査」『教育実践学研究』第22号, 43-66頁【Full-Text:PDF

英語教育に携わる教職員を対象に、実践研究に関する意識調査を行った論文です。ウェブでの調査には多くの教職員の方々にご協力いただきました。ありがとうございました。


田中武夫・髙木亜希子・藤田卓郎・河合創・酒井英樹・清水公男・滝沢雄一・永倉由里・宮崎直哉・山岸律子・吉田悠一 (2017).「英語教育における実践研究を進める上での研究方法に関する課題」『中部地区英語教育学会紀要』第46号 231-238頁

プロジェクトメンバーが実際に行った実践やそのやりとり、そして1年目で行われた質問紙調査より、実践研究における課題をまとめました。


河合創・藤田卓郎 (2017).「生徒の主体性を求めるスピーキング活動の探求」『中部地区英語教育学会紀要』第46号 125-132頁

実践者である河合さんが「フリーな言語使用」について探求していった論文です。この論文については簡単なブログ記事を書きました。


藤田卓郎・吉田三郎 (2016).「英語の授業を英語で行うことに対する教師の心情」『福井工業高等専門学校研究紀要』第49号, 275-289頁 【Full-Text: 機関リポジトリ

福井県内の英語教師を対象に英語の授業を英語で行うことについて半構造化面接を行いました。お忙しい時期にもかかわらず、快く面接に応じていただいた先生方に深く感謝を申し上げます。そして謝辞にも書きましたが、面接をさせていただくなかで自分自身の英語の授業を振り返るきっかけとして大変勉強させていただきました。


滝沢雄一・藤田卓郎・河合創・酒井英樹・清水公男・髙木亜希子・田中武夫・永倉由里・宮崎直哉・山岸律子・吉田悠一 (2016).「英語教育における「実践研究」の定義に関する検討ー文献レビューからの考察ー」『中部地区英語教育学会紀要』第45号 273-280頁

英語教育における「実践研究」について、日本語教育学、心理学、英語教育の観点から概観した論文です。


藤田卓郎・河合創・酒井英樹・清水公男・髙木亜希子・滝沢雄一・田中武夫・永倉由里・宮崎直哉・山岸律子・吉田悠一 (2016).「中部地区英語教育学会における実践研究の分析ー研究方法の観点からー」『中部地区英語教育学会紀要』第45号 281-288頁

中部地区英語教育学会紀要16年分をレビューし、研究方法(問いの種類、データ収集法、データ分析法)の観点から分析した論文です。


藤田卓郎 (2015). 「アクション・リサーチ再考-結果の一般化に焦点を当てて-」『外国語教育メディア学会(LET)関西支部メソドロジー研究部会報告論集』117-129頁 [Full-Text:メソ研報告論集]

2014年9月に長野研究会で発表した内容をまとめて寄稿いたしました。執筆の過程で自分の中の考えが少しずつ整理されてきました。


藤田卓郎 (2014).「タスクを活用した英語授業に対する動機づけを高めるための実践ー職業高校生を対象としたアクション・リサーチー」『中部地区英語教育学会紀要』第43号 251-258頁【Full-text:CiNii

職業高校生を対象にNunan (2004)とWillis (1996)で提唱されているTBLTのフレームワークを組合わせた授業が学習者の動機づけにどのような影響を与えたのかをアクション・リサーチの手順に従って調べました。自分の実践を直接的に研究対象とすることができたので、研究結果以上に重要なことを学ぶことができました。


藤田卓郎 (2012).「学習者の発話の流暢さ、複雑さ、正確さに対する事前準備時間の影響」『中部地区英語教育学会紀要』第41号 1-8頁[Full-text:CiNii]

準備時間(pre-task planning)についての研究はたくさん行われてきましたが、色々な変数について調査されているために、実際にはpre-task planningを行うことで学習者の発話にどのような影響を与えるのかを解釈することが難しくなっているという指摘を行い、これまでの筆者が集められる限りの研究(pre-task planningの影響を調べたもの)から学習者の発話にpre-task planningがどのような影響があるのかについて、メタ分析を行いました。


Fujita, T. (2011). Does planning time improve learners’ spontaneous performance? Annual Review of English Language Education in Japan, 22. 329-344. [Full-text:CiNii]

準備時間(pre-task planning)を伴ったスピーキング活動を続けることで、最終的に学習者は準備時間を伴わなくても、発話の流暢さ、複雑さ、正確さを向上させることができるのかを調べました。約3ヶ月間をかけて実験を行いました。「長期研究」と呼ぶには短いかも知れませんが、ある程度の期間pre-task planningを続けた時の学習者の発話の変化を調査しました。


藤田卓郎・河合創・稲倉佑真・橋本秀徳 (2011). 「意見・考えを問う発問におけるインタラクションの特徴」『中部地区英語教育学会紀要』第40号 175-182頁

藤田・河合(2009)で勉強した、意見・考えを問う発問におけるインタラクションの特徴についての疑問点を主に解消しようと試みた論文です。仲間内で何度も話し合いながらの執筆過程でしたが、論文という結果よりもむしろ、論文を構成していく過程において、たくさんの学びを得ることができました。特に、実験データとして参照させていただいた先生方の授業を何度も見返すことは、若手である自分たちの授業にも参考になる部分がたくさんあり、研究よりもむしろ実践的な力をつけることができたように思います。中部地区英語教育学会紀要第40号に掲載が決定しました。


藤田卓郎 (2010). 「準備時間が学習者の発話に及ぼす影響ー習熟度の違いとタスクの違いに焦点を当ててー」『中部地区英語教育学会紀要』第39号17-24.

中部地区英語教育学会紀要第39号に掲載が決定しました。


藤田卓郎 (2009). 「口頭表出活動においてリハーサルと練習が学習者の発話に及ぼす影響」『中部地区英語教育学会紀要』第38号 85-92.

中部地区学会紀要第38号に掲載が決定しました


Fujita, T. (2008). The influence of two types of planning time on learners’ oral performance. 『中部地区英語教育学会紀要』第37号 195-202頁

中部地区学会紀要第37号に掲載が決定しました。

訂正が2点あります。198ページの表1の中のsyntactic complexity (number of T-unit / Number of clause)は、syntactic complexity (Number of clause / Number of T-unit)です。また、201ページの下から6行目、”online planning elaborated only accuracy and lexical variety.”は、”online planning elaborated only accuracy”の間違いです。失礼いたしました。


橋本秀徳・藤田卓郎 (2006).「Sequential Focus on Form と Integrated Focus on Formの比較分析」『中部地区英語教育学会紀要』 第35号 91-98頁

Long(1991)やLong and Robinson (1998) が提唱するFocus on Formに関する研究が非常に盛んになったことで、様々な指導法がFocus on Formという名でまとめられている所に疑問を持ち、Doughty and Williams (1998) が提唱しているSequential Focus on Form と Integrated Focus on Formという分類に沿って、その効果を比較している論文のレビューを行いました。


藤田卓郎 (2005).「EFLにおける単発の形式指導の効果の比較」 『中部地区英語教育学会紀要』 第34号 121-126頁

Long, Inagaki, and Ortega (1998) と Ayoun (2001)を基に、日本の中学生を対象として単発の3種類の形式指導(明示的文法指導、インプット補強(enhanced input)、言い直し)の効果を文法性判断テストと和文英訳テストを用いて調べました。


雑誌記事等

藤田卓郎 (2018).「授業中の出来事を丁寧に把握し、解釈することを重視した授業研究」[書評『授業研究』を創る:教師が学びあう学校を実現するために. 鹿毛雅治・藤本和久(編著)]『英語教育』4月号, 94頁


藤田卓郎 (2015).「質的研究を現場でどう行うか:研究課題の設定・データ収集・分析方法」『英語教育』2月号 16-18頁

ARの枠組みに沿って、現場で質的研究をどのように行うべきかを自分なりに整理し提案しました。僕自身が日誌やインタビューをM-GTAによって分析する中で、授業について学習者が思っていたことや起きていたことについて新しい理解がたくさんありました。自分のクラスの実践を対象として質的な研究手法を取り入れて研究を進めること自体が授業に対する内省につながりました。


藤田卓郎 (2011).「中学校におけるプロジェクト型活動の試みと課題」『英語教育』11月号, 29-31頁[info:CiNii]

高島英幸先生らのご発表を聞いて刺激を受け、中学校常勤講師として勤務していた際に実践した内容を書きました。実践報告は初めてで、しかも大修館という大手出版社からの出版ということで緊張しましたが、何とか形にすることができました。一つ実践をしたら実践報告として残す、ということの重要性を感じました。


Conference Proceedings

Fujita, T. (2018). A case study on blended learning in English classes teaching at the National Institute of Technology. Paper presented at The 12th International Symposium on on Advances in Technology Education (78-83). Retrieved from https://isate2018.vtc.edu.hk/files/Full%20Paper/Parallel%20Session%201.pdf (PDF file)


Haraguchi, O., Fujita, T., Yoshida, S., Mori, S., Miyamoto, Y., Abe. T., and Uejima, A. (2016) The teaching of technical Englsih for NIT students as future global engineers. Paper presented at The 10th International Symposium on Advances in Technology Education: Future prospects of technology education models and approaches., Sendai (217-222).


学 位 論 文

Fujita, T. (2006). The Influence of Pre-task Planning, On-line Planning and Their Combination on Fluency, Complexity and Accuracy in Foreign Language Performance. Unpublished Master’s Dissertation Presented at University of Essex, UK. [Full Text: PDF]


口 頭 発 表

Fujita, T. (2018). A case study on blended learning in English classes teaching at the National Institute of Technology. The 12th International Symposium on on Advances in Technology Education (Science Park,Hong Kong).

For more information, see here


藤田卓郎 (2018).「高専における理系英語を対象としたブレンディッド・ラーニングの探求的実践」全国英語教育学会第44回京都大会口頭発表.

ブログに詳細を掲載しています。


藤田卓郎 (2018).「プロジェクト型学習を充実させるために必要だと感じていること:これまでの実践の振り返りから」外国語教育メディア学会(LET)第91回中部支部研究大会シンポジウム口頭発表.

ブログに詳細を掲載しています。


藤田卓郎 (2017).「高専でのICTを活用した反転授業の実践報告」富山英語指導法研究会2017年12月例会

実践研究法の提案とともに、実践研究の具体例として、私が高専で取り組んだ反転授業の実践について紹介させていただきました。2017年11月までの実践をもとに話をさせていただきました。


藤田卓郎・宮本友紀(2017)「高専の一般科目におけるブレンディッド・ラーニングに関する一考察」平成29年度全国高専フォーラム口頭発表【ポスター:PDF

高専におけるブレンディッド・ラーニングの実現に向けた第一歩として、ブレンディッド・ラーニングの定義と活動の型についてまとめることを試みました。初のポスターセッションでどの程度の情報を盛り込むべきかを考えさせられました。


田中武夫・藤田卓郎・河合創・宮﨑直哉・永倉由里・酒井英樹・清水公男・髙木亜希子・滝沢雄一・山岸律子・吉田悠一(2017)「英語教育の質的向上を目指した実践研究法のデザイン」第47回中部地区英語教育学会口頭発表

中部地区英語教育学会課題別研究プロジェクト「英語教育の質的向上を目指した実践研究法のデザイン」の3年目(最終年度)の発表です。タイトル通り、実践研究法のデザインのガイドラインを提案しました。


藤田卓郎 (2016).「工業高等専門学校におけるタスクシラバスの構築に向けたニーズ分析」全国英語教育学会第42回埼玉大会

→ JABAET Journal 21号に掲載が決定しました。


河合創・藤田卓郎 (2016).「真にメッセージに焦点を当てたコミュニケーション活動をめざした授業における教師と生徒の変容」第46回中部地区英語教育学会三重大会口頭発表【発表資料:PDF

課題別研究プロジェクト「英語教育の質的向上を目指した実践研究法のデザイン」の一環として河合先生が取り組んだ授業実践です。「メンター」として参加させていただきました(メンターという柄ではないですが)。実践を通して実践者の考え方が整理されていく様子を可能な限り伝えようと試みました。


藤田卓郎 (2016).「実践研究を行う上での方法に関する課題の整理」第46回中部地区英語教育学会三重大会課題別研究プロジェクト「英語教育の質的向上を目指した実践研究法のデザイン」【発表資料:PDF

課題別研究プロジェクト「英語教育の質的向上を目指した実践研究法のデザイン」2年目の発表です。フロアの方からたくさんのご指摘をいただきましたので、今後の参考にさせていただきたいと思います。→中部地区英語教育学会紀要第46号に掲載されました。


藤田卓郎・滝沢雄一・清水公男 (2015).「中部地区英語教育学会紀要実践報告の分析」第45回中部地区英語教育学会和歌山大会課題別研究プロジェクト「英語教育の質的向上を目指した実践研究法のデザイン」【発表資料:PDF

課題別研究プロジェクト「英語教育の質的向上を目指した実践研究法のデザイン」1年目の発表です。中部地区英語教育学会紀要の実践報告セクション16年分を、研究方法の観点からプロジェクトメンバー全員で分析しました。実践報告の紀要分析により、本学会の実践を扱った研究の特徴の一端が垣間見えたように思います。


藤田卓郎・吉田三郎 (2014).「『英語の授業は英語で』に対する教師の思い、工夫、ジレンマ」2014年福井県英語教育懇話会冬季シンポジウム【発表資料:PDF / 付録:PDF

福井工業高等専門学校紀要第49号に掲載が決まりました。


藤田卓郎 (2014).「アクション・リサーチ再考:一般化の問題に焦点を当てて」外国語教育メディア学会(LET)関西支部メソドロジー研究部会2014年第2回研究会【発表資料:PDF  / Slideshare

アクション・リサーチについて考えていることを発表させていただきました。本発表をまとめる過程で自分の考えも少しずつ整理されていったように思います。


藤田卓郎 (2014).「タスクを活用した英語授業における学習者の英語運用能力と情意面の変容」全国英語教育学会第40回徳島大会【発表資料:PDF / Slideshare

約1年間悩みながら行ったアクション・リサーチの報告です。英語運用能力を高めつつ、学習者の英語を使おうとする態度を育成するにはどうすればよいか、という問題について、考えながら試行錯誤した結果、このようなリサーチを報告することができました。ARELE28号に掲載が決定しました。


浦野研・酒井英樹・高木亜希子・田中武夫・藤田卓郎・本田勝久・亘理陽一 (2014)「英語教育法の過去・現在・未来」第44回中部地区英語教育学会山梨大会 課題別プロジェクト発表

浦野研先生のサイトから資料がダウンロード可能です。


藤田卓郎 (2013).「TBLTのフレームワークを活用した英語授業に対する動機づけを高めるための実践:職業高校生を対象としたアクション・リサーチ」第43回中部地区英語教育学会【発表資料:PDF

中部地区英語教育学会第43号に掲載されました。


浦野研・酒井英樹・高木亜希子・田中武夫・藤田卓郎・本田勝久・亘理陽一 (2013).「英語教育法の過去・現在・未来」第43回中部地区英語教育学会富山大会 課題別プロジェクト発表 担当:「ARがARであるために必要なこと」

3年プロジェクトの2年目の発表です。「英語教育研究法の現在」に焦点を当てた発表となりました。私はアクション・リサーチ(AR)を担当し、「ARがARであるために必要なこと」というタイトルで発表させていただきました。浦野研先生のサイトより発表資料がダウンロードできます。


藤田卓郎 (2012).「ポストタスクにおけるnoticing the gapの考察:アウトプットの後に関連したインプットを与える場合」第38回全国英語教育学会愛知研究大会[発表資料:PDF]

アウトプット(ライティング)を行う際に、学習者はどのような穴(hole)に気づくのか、アウトプット後に関連したインプットを与えられた場合学習者はどのような側面に気づくのかを調査しました。また、アウトプット時に気づかれた穴はインプットを与えられることで気づきが起こるのか、インプット時に気づかれた内容はその後アウトプットを行う際に取り込まれるのか、も調査しました。フロアの方々からはたくさんのご指摘をいただきました。


浦野研・酒井英樹・高木亜希子・田中武夫・藤田卓郎・本田勝久・亘理陽一 (2012).「英語教育法の過去・現在・未来」第42回中部地区英語教育学会岐阜大会 課題別プロジェクト発表

浦野研先生のサイトから資料のダウンロードが可能です


藤田卓郎 (2011). 「学会発表のメリットとICTを活用した自己研修の方法の紹介」福井県英語教育懇話会2011年11月例会


藤田卓郎(2011).「学習者の流暢さ、複雑さ、正確さに対する事前準備時間の影響」第41回中部地区英語教育学会福井大会[発表資料:PDF:プレゼン:PDF]


藤田卓郎・河合創・稲倉佑真・橋本秀徳 (2010).「意見・考えを問う授業におけるインタラクションの特徴」第40回中部地区英語教育学会石川大会 [発表資料:PDF]


藤田 卓郎 (2010).「あなたが英語を「勉強」しても使えない理由:第二言語習得研究から見た英語コミュニケーション能力」第4回現代生物学セミナー.

僕の知人の先生が主催する現代生物学セミナー第4回Education & Communicationで、SLAや英語教育を専攻していない方々を対象にお話させていただきました。第二言語習得研究とは何か、どのような研究がされているのかを基本軸にしながら有名な仮説の紹介、「話せる」の仕組みを簡略化してお話させていただきました。


藤田 卓郎 (2009).「準備時間が学習者の発話に及ぼす影響:習熟度の違いとタスクの違いに焦点を当てて」第39回中部地区英語教育学会静岡大会【発表資料:PDF / スライド:PDF


藤田 卓郎 (2008).「口頭表出活動においてリハーサルと練習が学習者の発話に及ぼす影響」第38回中部地区英語教育学会長野大会【発表資料:PDF


藤田 卓郎 (2006).「意味中心の口頭表出活動において2種類の準備時間が学習者の発話に及ぼす影響」第32回全国英語教育学会高知大会 


Fujita, T. (2006). An empirical study of the comparison of two types of focus on form in EFL environment. Presented at 1st meeting in LangUE at University of Essex.

橋本&藤田(2005)で区別されたSequential Focus on FormとIntegrated Focus on Formの概念に基づいた2種類の形式指導の効果を、文法性判断テストと和文英訳テストを用いて調べました。

LangUEでの発表プログラムはこちらから。


藤田 卓郎 (2004).「形式指導が未習の学習に及ぼす効果についての研究:レベルの異なる学習者に対して単発の指導を行う場合」 第30回全国英語教育学会長野大会

学部での卒論執筆の過程で発表させていただきました。全国学会に始めて発表させていただく機会となり勉強になりました。


講演・シンポジウム・ワークショップ等

藤田卓郎 (2018).「私の実践研究の進め方」第48回中部地区英語教育学会静岡大会英語教育研究法セミナー

タイトル通り、私自身の実践研究の進め方をフロアの方と共有させていただきました。スライドはこちらからご覧いただけます。


藤田卓郎 (2017).「教師が自身の実践を探求する方法の提案」富山英語指導法研究会2017年12月例会

中部地区英語教育学会の研究法セミナーの話をベースに、現場の先生方が実践を探求する方法についてお話させていただきました。


藤田卓郎 (2017).「実証研究および実践研究の科学性」第47回中部地区英語教育学会長野大会英語教育研究法セミナー

研究法セミナー4年目の発表です。研究の定義、問いの立て方、データの収集法、分析法、結果の一般化について、学術研究と実践研究の違いを比較することを目的として発表しました。資料は「研究法セミナー」のページからダウンロードできます。


藤田卓郎 (2016).「よりよい実践研究を行うための10のポイント」第46回中部地区英語教育学会三重大会英語教育研究法セミナー

研究法セミナーを担当させていただくのも3年目になりました。たくさんの方にご来場いただきましてありがとうございました。ハンドアウトはこちらからダウンロード可能です。


藤田卓郎 (2015).「実践研究はじめの一歩:教師が自らの実践を対象に研究を進める方法」関西英語教育学会第35回KELESセミナー

詳細はこちらよりご確認いただけます。


藤田卓郎 (2015).「教師が自らの実践を対象に行う実践研究法」第45回中部地区英語教育学会和歌山大会英語教育研究法セミナー

ハンドアウトおよび補足資料につきましてはこちらからダウンロード可能です。


藤田卓郎 (2014).「聞き流せば英語は身につくのか?第二言語習得研究に基づいた英語学習法の紹介」福井工業高等専門学校地域連携テクノセンターJOINTフォーラム2014

一般の方々向けに第二言語習得研究で定説となっている理論の紹介と、それに基づいた英語学習法の紹介を行いました。具体的には、理解可能なインプットが必要不可欠であることや、Leveltのスピーキングモデルに基づいて、概念生成、形式変換、聴音のプロセスを経るようなアウトプット活動を行う必要があること、言語形式面の学習と英語運用能力を鍛える練習の両方を行う必要性などを紹介しました。基礎的な理論の復習ができたこと、そして初めてポスターセッションを経験できたことが個人的には収穫でした。


藤田卓郎 (2014).「実践『報告』から実践『研究への』最初の一歩」第44回中部地区英語教育学会山梨大会 英語教育研究法セミナー2日目

浦野研先生のサイトから資料がダウンロード可能です。